ポケットベルB型RC11は、1968年にポケットベル(無線呼出サービス)がスタートしたときに使われた最初の端末です。"携帯電話登場以前の個人の通信ツールとして、その後のポケットベルの爆発的普及の礎となった存在として重要である"とのことから、未来技術遺産に登録されました。 東京23区から開始されたポケットベルのサービスは、通信方式の進展と需要の増加に伴って、サービスエリアが全国へと拡大。サービス開始当初は150MHzの周波数帯を使い、アナログトーン信号方式が用いられていました。伝送方式は、後にディジタル方式、FLEX-TD方式へと進化しました。 サービス開始時は呼び出し音の鳴動のみでしたが、後には数字情報を送信することもできるようになり、アルファベット、カタカナ、漢字が画面に表示できる機器も発売されました。「ポケットベル入力(ベル打ち)」などと呼ばれたテンキーを用いての文字送信や、数字の語呂合わせによるメッセージのやり取りが行われ、ポケットベルは新たなコミュニケーションツールとして、高校生を中心とする若年層に爆発的に普及しました。