マイクロ波4GHz帯用進行波管は、1951年に日本電信電話公社電気通信研究所で発明され、1955年に実用化。周期永久磁石を使うことで、効率よく電子ビームを収束することが可能となり、従来のものに比べ、大幅に小型・軽量化されています。この周期磁界収束の技術は、以後、進行波管のほとんどすべてに採用され、日本及び世界のマイクロ波多重通信の発展を担いました。地上回線だけでなく、衛星回線、衛星放送、マイクロ波測定装置などで利用され、特に衛星関係では、この技術無しでは、衛星搭載が不可能であったとも言われています。
進行波管とは:1950年頃、電話回線やTV中継の需要が高まり、より高い周波数の活用が急務でした。進行波管は、マイクロ波の増幅を行う装置で、各無線中継局に設置されました。